<アーカイヴ:2010>


2010年●第4期連続講座

『OKUBO~韓国~アジア 新しいつながりを求めて』

ことしは、日本が韓国を併合した1910年(明治43)から100年、アジアの植民地支配を終えてから65年になります。列島各地でそれにちなむさまざ まな催しが開かれています。多民族混住・多文化混在のまちOKUBOを拠点に活動する多文化学校も、非力ではありますが、このテーマに向き合い、歴史の学 び直しをしたいと思います。現在のOKUBOから在日の戦後へ、植民地支配期の終末期と開始期へ、そしてふたたびOKUBOのいまへ。わたしたちなりに 100年を往還します。

 

第1回『未来を生きる子どもとアジアの人々と真の交流を築く~大久保・沖縄・アジアのつながりを求めて~』

善元幸夫さん(日韓合同授業研究会代表/琉球大学非常勤講師)

ディレクター=青池憲司

 

第2回『黄秀彦、在日を歌い語る』 

第1部が黄秀彦さんと担当委員・青池憲司のトーク、第2部が黄さんのギター弾き語り(すべてオリジナルのソング)、第3部が黄さんの主宰する朝鮮農楽チーム<ケグリ>の演奏とパフォーマンスで構成された。会場は、ルーテル東京教会礼拝堂。歌と演奏による学習Liveというかたちは、多文化学校はじめての試み。

ディレクター=青池憲司

 

第3回『尹東柱(ユン ドンジュ)、その詩と生涯』

野上龍彦さん(元・教科書編集者)

ディレクター=青池憲司

 

第4回『坂の下は土砂降りだった』

姜徳相さん(在日韓人歴史資料館館長/文化センターアリラン館長)

ディレクター=根岸恵子さん

 

第5回『朝鮮支配と大逆事件』

白仁成昭さん(雑誌『アナキズム』編集委員/新纂『大杉栄全集』編集委員)

ディレクター=青池憲司

 

第6回『非正規労働をめぐる日本と韓国の現状と課題』(2011年6月10日)

李 羅炅さん(イ ナギョン 専修大学大学院法学研究科/労働法専攻)

ディレクター=青池憲司

この講座は東日本大震災の影響(大久保地域センターが一時つかえなく、3か月遅れで開講した。